あやや缶

松浦亜弥さんの思い出を語るブログです

リボンの騎士 ザ・ミュージカル

2006年8月、モーニング娘。の「リボンの騎士ザ・ミュージカル」を観劇し感激しました。出演は、モーニングの他に、美勇伝マルシアさん、箙かおるさん(宝塚歌劇団)で、通常公演以外に、安倍なつみさん、辻希美さん、松浦亜弥さんが出演する公演があります。私の観劇の内訳は、通常1公演、辻ちゃん1公演、あやや8公演で、なっちは入らなかったです。あやや公演はお盆休みの開催なので、めっちゃ観劇できました。1~29列がS席9500円、30~36列がA席5000円です。

 

あややがモーニング本体のステージにゲスト出演するのは、ライブレボリューション春以来の5年ぶり2度目でございます。コマ劇場の会場に、チラホラと見た事があるあやオタもいましたが、私にとってはアウェー感はなく、我が家に戻ってきた気分です。この特別出演、後藤さんではなくあややなのは、何故だったのでしょうね。

 

あややで8公演も入るつもりはなかったのです。フルコンプにならないよう、初回はわざと外したわけですが、面白くてその後は全部入っちゃいました。完全なダメおやじです。チケットを持っていない公演は、当日券で入れました。

 

モーニングのミュージカルは、過去4回あり私も鑑賞しておりますが、5回目であるリボンの騎士は、かなりしっかりとした舞台で、いちばん良かったです。リピーターを飽きさせないため、収録以外はアドリブを入れる事がハロプロのミュージカルでは定番ですか、この公演はほとんど無かったです。台本に忠実で、一部のファンは不満だったようですが、私はこれで良いと思いました。ハロプロ以外の出演者であるマルシアさんと箙かおるさん、この二人がいなかったら、このミュージカルは成り立っていないでしょうね。存在感があり、とても締まっていました。

 

フランツ王子はトリプルキャストで、石川梨華さん、安倍なつみさん、松浦亜弥さんが演じています。当時のオタ界隈ではそれぞれ、リカンツ、アベンツ、アヤンツと呼んでおりました。よっすぃー登場シーンの「音楽に合わせてみた」のところはアドリブだったようです。あやや出演の回は「めちゃホリ」又は「ね~え?」の振付を披露、ファンは爆笑でした。あややの「あなたに会いたい」は、第一幕最高の見せ場です。せつないの、本当に。あやオタって「あなた」を「あやや」に変えたがるじゃないですか。「あややに会いたい」になっちゃうの。あややが目の前で歌っているから、会っているんだけれど。

 

私が驚いたのは、藤本美貴さんの声量が物凄く、現場では超ド迫力でした。ミキティのヘケートは、キャラ的にも完璧にハマった役で、とても黒が似合い、ヒールで踏まれたら快感だったのかも知れません。

 

第二幕の高橋愛さんと決闘のところで、ミキティが歌う気持ちが、これがまたせつなくグッとくるのです。いやもう最高。マジ最高。ミキティ最高。ミキティあややが大好きなんだね、実はオレもそうなんだよ。このエンディング、ああ泣ける。サファイアの「亜麻色の髪の乙女は私です」の告白で、ミキティが絶望した表情で座り込むのです。わかります、この気持ち。あぁ、ミキティ振られちまったよ、ミキティミキティかわいそう。ミキティッー。ミキティッー。庄司ィッー。この場面、トリプルキャストのDVD収録を確認すると、全てミキティが映っていないんですよ。オレはミキティが見たいんだ。

 

ミキティ目線で感想を書いておりますが、基本的にあやや中心に観ており、別の目線から観るとまた感動も違ったのでしょう。ちょっと待って、そう考えるとアベンツとミキティって、ある意味違和感ないかな。なっちとミキティって関係が微妙すぎて、もし私が観劇していたら、感情移入が出来なかったかも。

 

何と言っても、サファイア役の高橋愛さんの気持ちの入った演技が素晴らしかったです。彼女、たくさん涙を流していましたね。当時、演劇好きの方がこのミュージカルを観劇し、感想を書かれているブログを拝見したのですが、サファイアが魂を取られて男になった後に女装する場面を絶賛していました。演じている本人は女性で、それを男役として女性を演じるって、かなり難しいとの事。なるほど、違和感なく観ていたので、そこを注目しながらプロの演出を再び現地で楽しむことが出来ました。

 

第一幕の終盤、マルシアさんの演技が最高で、その直後のよっすぃーとか高橋愛さんとかミキティの表情がまたイイの。その場面、あややは出ていないから、私は余裕があります。小春ちゃんに王冠を乗せる直前で幕が降ります。小春ちゃんは帽子を被っているので、王冠は乗らないのだけれど、そんな矛盾を忘れるぐらい、小春ちゃんの表情がまたイイの。表情ばっかりですな。

 

第二幕の本編終了後、そのままミニライブに突入します。初日あたりはライブで立っちゃう人がいたようですが、私が入った時は皆さん着席していました。モーニング3曲、美勇伝1曲の後、あややが登場し「砂噛み」を披露します。辻ちゃんの回のみイレギュラーで、モーニング3曲の後、辻ちゃんの「恋ING」で、美勇伝1曲です。恐らく、辻ちゃんが怪我している関係で、エンディングの準備のため、この順番になったと思います。

 

終演後、歌舞伎町の日高屋で、ビールを飲みながらのオタ談議は定番になりました。辻オタから、あやや歌うまいと褒められたのが嬉しかったです。このミュージカル、あややは男役なので、珍しくかなり低い声で歌っております。誕生日直後に髪をショートにしたのは、フランツ王子の役に徹するためだったからなのでしょうか。

 

久住小春ちゃんは、ミュージカル初出演だったかな。ロビーで「小春ちゃんカレー」を30食限定の1000円で売っているのですが、20日の昼公演で食べようと思ったら売切れでした。500円の焼きそばがあるので、私は3回ほど食べました。

 

3公演の半券チケットでプレゼントが貰えるのですが、私は10公演参加したので3つをゲット。プレゼント交換の証拠に、半券の裏にコマ劇場の黒のスタンプを押されます。このインクがすぐ乾かないので、3枚のチケットを重ねると、ベタっとスタンプが付着する現象が発生します。2回は15番のあやや写真、3回目はあややが売り切れで14番の辻ちゃん写真にしました。

 

15日は朝の10時にあやオタと、長池公園見附橋の「砂噛み」PVロケ地訪問です。確か都内は駐車料金が高いとかで、彼はここまで来たのだと思います。その後、京王線で新宿に移動です。15日昼公演、4列ですが上手側の端っこで見づらいです。あややの「砂噛み」で手を差しのべたら、ちょこんとライトで指してくれて、2席となりの人が振り返って私を見ていました。15日夜公演は後方まったり。公演後は遠征のあやオタと午前3時過ぎまで5時間の飲み会です。日付が変わったという事は、私の誕生日を迎えたという事です。

 

19日昼公演33列で観劇、前半サファイアの水色のドレスが、花道のポールに引っ掛かり、動けなくなります。王妃「大丈夫?」、サファイア「はい、大丈夫です!」と、珍しくアドリブ。19日夜公演、8列の下手側で2週間前にコマ劇場の前売りで購入した席です。そこそこ前の方は残っていたようです。20日昼公演、第2幕牢獄のサファイア高橋愛)がいつもと違い、マジで泣いていました。20日夜はあややファイナル公演です。リュウとリジィエの、一回目のスポットライトは、モロ私に当たりました。指差して、格好いい男の人ですって。はっーはっはっ。片手うさちゃんピースしてあげました。このダメおやじ。

 

21日は、甲子園決勝再試合、早実駒大苫小牧です。ハンカチ王子マー君ですよ。マー君ハロプロ里田まいさんと結婚するんですから、びっくりですよね。テレビ観戦した後、渋谷のハロショ経由でコマ劇場の辻ちゃん公演を観覧です。その後、26日夜の通常公演に入り、リボンの騎士の観劇は終了です。

 

27日の千秋楽は、小川麻琴さんのモーニング卒業公演でした。さすがにキャパが狭く、あやオタが入るのもどうかと思って、現地には行きましたが会場の外にいました。私は、モーニングの卒業公演は、中澤さんから、後藤さん、保田さん、安倍さん、辻ちゃん加護ちゃん、飯田さん、石川さん、紺野さんと連続で観てきましたが、これで打ち止めです。

 

この日は24時間テレビがあり、あややの出演情報がわからず、とりあえず日本武道館付近に行ったけれど、募金の行列が竹橋駅まで出来てしましい、超スロー状態。九段下駅まで着いた時点であと2時間かかると言われて諦めました。結局あややは出演し、タイミングが合わず無理だったのです。あややが中央で、両脇に中澤さんとなっち、後ろにBerryz工房で「でっかい宇宙に愛がある」を歌った時です。モーニングはミュージカルがあるので出演は無理、「でっかい宇宙」のセンターがあややでいいんすかねって、なっちは多分納得していないでしょうね。笑顔でしたが。

 

武道館から退散して、絵里オタと新宿で合流しプチ宴会、ほろ酔い状態で、モーニングのミュージカル「リボンの騎士」千秋楽の新宿コマ劇場に向かったわけです。開演前、Pマコオタに挨拶、そして終わるまで待機。会場の外にいてもグッズは買えるので、運試しに黒袋に入ったトレーディングポスターを一つ購入、開いてみたらフランツ王子の衣装だったので、一瞬なっちかと思ったら、あややでした。飛び上がりましたもん。まるでお子様。いやー、見事な確率、本当にあやや運があるなって思いました。運を引き寄せるのです。自分で天才かと思いました。終演後、この日2回目の宴会です。

 

このDVDですが、たまに見ると泣きます。涙腺崩壊です。メイキング映像も面白く、普段着が見られ、高橋愛さんはこの年のあやや春ツアーグッズのTシャツを着ております。あやや高橋愛さんは同い年で、モーニングの中では、あややの相手が出来る子だったのではないでしょうか。このメイキング映像は、あややのすっぴんも見られます。一年後に出演した「すけだち」のDVDの特典映像でも、稽古は化粧しないと仰せでした。千秋楽終了後、演出の木村信司さんの言葉があるのですが、とても素敵な話でした。

 

モーニングとあややの公演は、私はとても贅沢な気分で楽しかったです。あややを8公演も観られたのだから幸せですよ。当時は当たり前のように観劇していたのですが、何年も経つと、本当に現場に行って良かったと感じております。もう二度と観られないわけですから。

 

私のあやや熱はここまでが頂上で、これ以降の2年間は確実に下山状態でした。

 

2006年8月15日 新宿コマ劇場

2006年8月15日 新宿コマ劇場

 

☆参加履歴☆ FC&一般 S席税込¥9500 A席税込¥5000

2006.08.13 16:00 新宿コマ劇場 13列(あやや254回目)
2006.08.14 18:00 新宿コマ劇場 34列(あやや255回目)
2006.08.15 14:00 新宿コマ劇場 4列(あやや256回目)
2006.08.15 18:00 新宿コマ劇場 35列(あやや257回目)
2006.08.19 12:00 新宿コマ劇場 33列(あやや258回目)
2006.08.19 16:00 新宿コマ劇場 8列(あやや259回目)
2006.08.20 12:00 新宿コマ劇場 32列(あやや260回目)
2006.08.20 16:00 新宿コマ劇場 15列(あやや261回目)
2006.08.21 18:00 新宿コマ劇場 10列 ※辻ちゃん公演
2006.08.26 16:00 新宿コマ劇場 23列 ※通常公演

 

☆出演者☆

サファイア 高橋愛モーニング娘。
フランツ王子・淑女・牢番ピエール 石川梨華美勇伝
フランツ王子 安倍なつみ
フランツ王子 松浦亜弥
大臣 吉澤ひとみモーニング娘。
大臣の息子 久住小春モーニング娘。
家臣ナイロン 小川麻琴モーニング娘。
魔女へケート 藤本美貴モーニング娘。
王・神さま 箙かおる宝塚歌劇団
王妃 マルシア
淑女・騎士ヌーヴォー 新垣里沙モーニング娘。) 
淑女・騎士トルテュ 亀井絵里モーニング娘。
淑女・スカウトリュー 道重さゆみモーニング娘。
淑女・スカウトリジィエ 田中れいなモーニング娘。
淑女・近衛兵・牢番ピエール・牢番トロワ 三好絵梨香美勇伝
淑女・近衛兵・牢番コリン 岡田唯美勇伝
牢番ピエール 辻希美

 

☆日程☆

01 2006.08.01 18:00 新宿コマ劇場
02 2006.08.02 12:00 新宿コマ劇場
03 2006.08.02 16:00 新宿コマ劇場
04 2006.08.03 16:00 新宿コマ劇場
05 2006.08.04 18:00 新宿コマ劇場
06 2006.08.05 12:00 新宿コマ劇場
07 2006.08.05 16:00 新宿コマ劇場
08 2006.08.06 12:00 新宿コマ劇場
09 2006.08.06 16:00 新宿コマ劇場
10 2006.08.07 18:00 新宿コマ劇場辻希美
11 2006.08.08 14:00 新宿コマ劇場辻希美
12 2006.08.08 18:00 新宿コマ劇場辻希美
13 2006.08.10 14:00 新宿コマ劇場安倍なつみ
14 2006.08.10 18:00 新宿コマ劇場安倍なつみ
15 2006.08.11 18:00 新宿コマ劇場安倍なつみ
16 2006.08.12 12:00 新宿コマ劇場安倍なつみ
17 2006.08.12 16:00 新宿コマ劇場安倍なつみ
18 2006.08.13 12:00 新宿コマ劇場松浦亜弥
19 2006.08.13 16:00 新宿コマ劇場松浦亜弥
20 2006.08.14 18:00 新宿コマ劇場松浦亜弥
21 2006.08.15 14:00 新宿コマ劇場松浦亜弥
22 2006.08.15 18:00 新宿コマ劇場松浦亜弥
23 2006.08.17 14:00 新宿コマ劇場
24 2006.08.17 18:00 新宿コマ劇場
25 2006.08.18 18:00 新宿コマ劇場辻希美
26 2006.08.19 12:00 新宿コマ劇場松浦亜弥
27 2006.08.19 16:00 新宿コマ劇場松浦亜弥
28 2006.08.20 12:00 新宿コマ劇場松浦亜弥
29 2006.08.20 16:00 新宿コマ劇場松浦亜弥
30 2006.08.21 18:00 新宿コマ劇場辻希美
31 2006.08.22 14:00 新宿コマ劇場辻希美
32 2006.08.22 18:00 新宿コマ劇場辻希美
33 2006.08.24 14:00 新宿コマ劇場安倍なつみ
34 2006.08.24 18:00 新宿コマ劇場安倍なつみ
35 2006.08.25 14:00 新宿コマ劇場安倍なつみ
36 2006.08.25 18:00 新宿コマ劇場安倍なつみ
37 2006.08.26 12:00 新宿コマ劇場
38 2006.08.26 16:00 新宿コマ劇場
39 2006.08.27 12:00 新宿コマ劇場
40 2006.08.27 16:00 新宿コマ劇場