新姫路市誕生記念松浦亜弥里帰りスペシャル

2005年夏、姫路城三の丸広場で行われた「新姫路市誕生記念～松浦亜弥里帰りスペシャル～」公演です。出演は、松浦亜弥さん、ダブルユー、メロン記念日であります。当日のMCで、1万3千人が集まったと報告がありました。

私は夏休みを利用して、公演の前日である8月19日に姫路に入厩です。昼間に姫路市役所で、ひめじ観光大使の任命式があったようです。15時ぐらいに姫路グリーンホテル立町にチェックインし、その後に姫路城を見学して再びホテルに戻り、夕食に出かけようと大通りに出たら、大音量でリハーサルをやっているではないですか。おわっ、こんなに聞こえるとは思わなかったです。やや出遅れたけれど、もう行くしかないじゃんと、姫路城へ移動しました。途中、リハの大音量を聴きながら移動していると、地元の女子高生が「明日コンサートだよねー、どうせみんなの事が大好きだよって言うんだよね、思ってもいないくせに」と仰せでした。おーい、地元の英雄あやや様に何を申しておんねーん。あややは優しいので心から思っているって。

大手門に集まっているあやオタは10人もいなかったですね。リハーサル中は大手門を閉めて、姫路城には入れません。看板には18時から21時まで通行止めとの表記でしたが、21時を過ぎてもリハを行っているので、地元の方々が自転車に乗り、通してくれと訪れるのです。係員がその都度説明しておりました。

あやや、ダブルユー、メロン記念日の順にリハーサルを行い、19時40分頃に終ったと思ったら、20時から通しリハを行いました。これで、セットリストがネタバレしてしまうという事態になりましたが、それもまた思い出であります。21時ちょうど、桃色片想いの途中で、メインスピーカーからの音を止めたけれど、それでも大手門では音はけっこう聞こえます。終了したのは21時45分でした。近くにいた単独のオタに「これで終わりですかね？」と話しかけたら、「多分…」みたいな事をおっしゃった後に「クソックソッ」って一人で怒り出したのですよ。あれー、もしかして録音していたので話し声が入っちゃったのかなー。この方、ろだ職人だったのかと勝手に想像してしまいました。まあええわ、放置。開門したので先ほどリハを行っていた会場を見た後、ホテルに帰り遅い夕食をとった次第です。

このあたりの事は、ブログで随時報告しており、1日の閲覧数が1200を超え、翌日（公演当日）にホテルのロビーにある有料パソコンで調べたら、LOVELOGランキングのアイドル部門で1位になっており衝撃でした。すげーな、あやオタ、オレ注目されているのかって、ちょいビビりました。なお、セットリストは当日のお楽しみという事で、ブログではお伝えしておりません。

当日の8月20日は夏の野外のため体力を温存し、ネットカフェでマンガを読みまったり。この公演の翌日は、ダブルユー＆Berryz工房の豊中公演があるので、城好きの熊井オタを直前で誘い、本当に来たわけであります。チケットと宿代は私の奢りですが、調子こいて神戸牛を食わせろと言い出したので、それは却下しました。

続々とオタ仲間が姫路グリーンホテル立町に集合し、17時に7人で会場に向かいます。大手門を入ったら、昨年の夏にあやオタから推し変したりしゃこオタが、我々が来るのを暑い中隠れて待ち構えており、ビックリさせられたのです。「あややのコンサート会場はどこですか～」といきなり話しかけてきて、リアルオーディションの前説よりもすごい演出、というかわざわざそこまでしますか。このサービス精神は素直に嬉しかったけれど。

中央に花道があって、その両脇の前方センターブロックがファミリー席、サブセンターや後方は一般席という配列です。私は一般席サブセン上手側の3列目ですが、センター逆方向の通路席なので、動きやすいけれどちょいと遠いです。目の前がスピーカーで、コンサート慣れしている私でも、前半はかなりうるさく感じてキツかったのです。中盤から慣れました。あややは目の前に2度しか来ず、私としては珍しく、近くに来たダブルユーちゃんやメロンさんを優先して観ました。

セットリストは、ハロパーに色付けした感じです。「ロボキッス」と「EROS」にあやや出ず、「桃色」にダブルユーはいるけれど歌わずにバックダンサーに徹していました。「愛の意味を教えて」から「ラブ探偵」に変更です。発売前でしたが、Ｗ＆ベリの夏コンは入っているので、曲は存じております。この「ラブ探偵」のイントロを聴くと、姫路のライブでまだ空が明るかった風景を思い出します。

午後の紅茶でお馴染みの「気がつけばあなた」が、この公演で初披露です。ちなみにリハでは、完璧に歌詞を飛ばしました。衣装は春ツアーとハロパーの使いまわしですが、「シャイニングデイ」のみダブルユーはモリゾーみたいな衣装に新調してきました。

最後のMCを紹介します。加護ちゃんから。

「はい、今日はこんな自然溢れたところで、ライブが出来て、そしてこうみんなと一緒に歌って、こうオイオイって言ってやったり、すごいなんか、私17歳なんですけど、こんな幸せな17歳はなかなかいないなって、思いまして、あの昨日のリハーサルも、本番も、同じく凄く楽しかったです」
「えーと、またこういう機会があったら、この7人で、こうしてライブが出来たらいいなと思うので、その時はみなさん、またよろしくお願いいたします。どうもありがとうございましたっ！」

可愛いですよね。私もリハーサル楽しかったです。次は辻ちゃん。

「はいっ。えーとですね、のんにとって、さっきも言ったんですけど、ほんとに久々の野外ライブと言うことで、楽しかったんですけども、みんなも楽しかったですか？」
「よかったー。あのね、のんは野外と言ったら、虫っていうイメージがあったんですけど、みんな虫には襲われなかった？」
「大丈夫だった？でもね、きっと虫も楽しかったと思う。そう、だから、今日はどうもありがとう！」

もう可愛いですよね。オレ、誰が好きなんだ？

最後の曲は「初恋」です。2回目の「教室で誓った」あたりで、花道ステージから落ちそうになります。直後の間奏で「焦ったー！」と悲鳴です。ウソやろ、曲の雰囲気ぶち壊し。あややがこんな感じなので、感動も何もありません、5分遅れの18時35開演で、20時25分の終演でございました。どうせなら、辻ちゃんを入れて三人祭をやってくれたら完璧だったかも。あややはやらないか。

コンサート終了後は、姫路市内で恒例の飲み会です。ハロプロ系のオタ仲間と、あやオタ仲間を合同させ、計11人で開催しました。花火やらなかったねと言ったら、熊井オタが、世界遺産だからやるわけないじゃんって、冷たくマジレスされました。ステージの後ろがライトアップされた姫路城で綺麗だったと皆さん仰せでしたが、私の席はステージのセットで城が隠れておりました。あや誕の神戸公演で連番したボスオタは、Perfumeがメジャーデビューするので、移動のため宴会は不参加となりました。Perfumeって当時は秋葉原の路上ゲリラライブをやったら怒られたとかで、何じゃそりゃ状態でしたが、彼女たちは大マジで超メジャーになってしまうのであります。すげーな、見る目ある人は本当にいるものです。私のあやオタ話よりも、この頃のPerfumeを知っている、この方たちの話の方が面白いでしょうね。

さて、翌日はダブルユー＆Berryz工房の豊中公演には行かず、あやオタ仲間計4人と有馬温泉へ観光に行き、新神戸から新幹線で帰宅です。この姫路城公演は、あやオタ活動でいちばんの思い出ですね。加護ちゃんと同様に、前日のリハーサルとセットで楽しかったです。